久々の電車の中での読書

 先日の資格試験を受験するまでは、会社からの帰りの電車の中でも勉強していたのですが、合格発表はまだとは言え、取り敢えず終わったということで、以前のように電車の中で本を読むようになりました。途中で中断していた小説をまた読み始めたのですが、主人公を取り巻く人間関係で忘れてしまっている部分が多く、本の最初のページにある「登場人物」のリストを見て確認しながら読み進めています。翻訳小説には「登場人物」のページがあるので、こういう時には役立ちます。そして何より、好きな小説を自由に読むことができるって幸せなことなんだなぁ、としみじみと感じました。

 先週末の土曜日、食事をしながらNHKで『ブラタモリ』を観ました。今回は静岡の駿府城周辺から番組がスタートして、冒頭でタモリさんが、静岡はいつも通過するだけ、静岡で新幹線を降りてみたいと思ったことは一度も無い、というようなことを言っていました。その理由は、地味で何もないだろうから、ということでした。私は静岡が大好きで、例えば東京で用事を済ませて名古屋へ帰ってくる際にも、できることなら静岡で新幹線を下車して駅前で寿司でも食べたいと毎回のように思うので、タモリさんのように感じる人がいるのが私に取ってはちょっとしたカルチャーショックでした。まあ、確かに新幹線は「ひかり」と「こだま」は停車しても「のぞみ」は停まらないので不便なのですけど。