久々の静岡

 3か月に一度ほど通っている浜松の耳鼻科へ行ってきました。土曜日は完全予約制で、2か月前に予約しておいた時刻の10分程前に受付へ診察券を出すという、予定通りの段取りを済ませて待合室のソファに腰を下ろしました。しかし、私よりも前の患者さん達の診察に時間が掛かっているようで、結局1時間も待たねばなりませんでした。

 診察を終えて、浜松駅までタクシーで戻ってきて、そのまま名古屋へ向かっても良かったのですが、気まぐれで静岡まで行ってみました。以前、静岡へは結構な頻度で来ていたことがあり、久しぶりに懐かしい街の中を歩いてみることにしました。駅の北側へ出て、商店が立ち並ぶ繁華街を抜けて30分程歩いたあたりで折り返し、駿府公園を経由して静岡駅まで戻りました。気温はさほど高くはなかったのですが、日差しがあって、爽やかでとても気持ちの良いウォーキングを楽しむことが出来ました。

 駿府公園は駿府城の跡地で、外堀と石垣や櫓が残されているだけで、中にはほぼ何も無い広い公園で、時々何かのイベントに利用されているようですが、それ以外は広大な芝生の上で訪れた人が好きなように時間を過すことが出来るようになっています。こういう広い空間が市街地の真ん中にあるというのは、アクセスも良くて便利です。

 さてと、駅前で寿司でも食べて帰ろうかなと思ったのですが、鷹匠というエリアに美味しい蕎麦屋があることを思い出し、そこへ向かいました。以前、ここへは何度か来たことがあり、その時に食べていた天ザルを注文しました。天ぷらは、車エビ、ナス、獅子唐、海苔、梅干しの5種類。梅干しの天ぷらなんてものは他では見たことが無いのですが、これがなかなか旨いのであります。蕎麦はツルツルして腰があり、噛みごたえのある食感でした。あらためてメニューを開いてみると、日本酒もいくつか揃えているようでした。こういう隠れ家的な蕎麦屋で天ぷらをつまみつつ、日本酒を飲むというのもなかなかオツなものなんだろうなぁ。いつかやってみたいです (^^)