苦痛

 人間ドックのため、8時過ぎに名古屋のクリニックへ行きました。毎年そのクリニックを利用しているのですが、コロナの関係で受診者数を少なく制限しているのか、例年よりも人の数が少なく感じました。

 身長・体重測定から始まって各検査項目を順調にクリアしていき、最後に待ち構えていたラスボスが胃カメラ・・・。私にとっては胃カメラが人間ドックにおける最難関ポイントで、毎回ひどい苦しみを味わうことになります。細いカメラの先端が食道を通過して以降は、多少の苦しさはあるものの慣れてしまえばどうってことないレベルです。では何が一番つらいのかと考えてみると、最初に鼻の奥に注入されるゼリー状の麻酔が粘膜にしみてヒリヒリする痛みが最も大きな苦痛だと気が付きました。歯の治療ですと、麻酔の注射の痛みを和らげるための塗るタイプの麻酔を使うこともありますが、胃カメラでも段階的に麻酔を使ってくれればいいのに。経鼻ではない口から入れる胃カメラは一度だけ経験があり、それがあまりに苦しかったので経鼻タイプにしたのですが、口から入れるタイプに戻してみようかと考えています。技術が進んでより小型化されて苦痛が少なくなっているかもしれないので。