花粉症

 会社からの帰宅途中に耳鼻科クリニックへ寄りました。かつてはスギ花粉が大量に舞うこの時期は待合室が人で溢れかえっていたものですが、最近は比較的空いていることが多いです。この耳鼻科は数年前からネット予約ができるようになったので、患者の来院が分散されるようになったのかもしれません。 私はこの季節になるとこのクリニックで鼻に粉の薬剤を噴霧するスプレーと目薬を処方してもらっています。これらの薬が効いているのか、鼻水はほぼ無く、くしゃみが1日に3回程度、日によって眼が痒くなることがある、というレベルに落ち着いています。以前は本当に症状が酷くてつらかったのですが、ここ何年かは軽い症状で助かっています。思うに、これは薬が効いていることもあるのでしょうけど、年齢的な要因もあるような気がします。加齢とともに身体の免疫機能が低下して、花粉などのアレルゲンに接しても過剰な反応が起こらなくなってきているのだろうと。症状が軽いことは喜ばしいものの、それは免疫力が低下している証であり、他の病原体から身体を守るパワーがダウンしているのかと思うと喜んでばかりいられず、まさに痛し痒しなのでした。