バターナイフ

 通勤途中に歩きながらポッドキャストで英語の番組を聴いておりましたら「ピーナッツバターとチーズのトースト」が会話の中に出てきました。そういう組み合わせのトーストは食べたことが無くて、頭の中で思い描いてみると、その未知の味が私の想像の中で大きく膨らんで大変美味しそうに思えたので、食べてみることにしました。帰宅途中にスーパーでピーナッツバターとチーズを購入。考えてみるとトーストを食べるのは久しぶり。バターナイフを食器棚の引き出しから取り出し、ピーナッツバターにスルッと差し込んだ瞬間、突如、昔の記憶がフラッシュバックしました。それは大学院生時代にアメリカに住んでいた頃、同じ研究室の韓国人の女の子の家で朝食にトーストを食べた時のことでした。トースターで焼いたパンにバターを塗ろうと、容器からバターナイフでバターをすくい取り、そのままパンに塗ろうとしたら「ダメダメ!そんなことしたらバターナイフにパン屑が付いちゃうでしょ!(原文英語)」と大声で注意され、トーストの上に塗り広げるのは別のナイフかスプーンでするように言われました。私が生まれ育った家庭では誰もそんなことを気にせずにトーストにバター(またはマーガリン)を塗っていたのですが、言われてみれば確かにパン屑が付着するから別のナイフを使うべきだなとカルチャーショックを受けたのでした。

 さて、肝心のピーナッツバターとチーズのトーストですが、そのままでは想像していたほどではなかったので、蜂蜜を追加したりしましたがジャムの方が良いかも。ネットで調べてみると、クックパッド等に様々なレシピが紹介されているので、それらを参考により美味しくなるよう改良したいと考えております。