新連載

 「ほぼ日」で今日から「糸井さん、僕を『面接』してください」という連載がスタートしました(http://www.1101.com/mensetsu/2012-04-20.html)。京都大学のある学生から、糸井重里事務所に入るためではなく、「話をきいてほしい」から面接してほしいという申し出があり、それを受ける形で行った面接をコンテンツにしたもので、6回に分けて掲載されます。
 私自身は、既にとうの昔に就活は終了しており、今現在の仕事に特に大きな不満があるわけではないのですが、今回の「ほぼ日」のこういう企画、あるいは同じようなスタンスで書かれた本や記事には、妙に激しく反応してしまいます。それはおそらく、自分が就職活動として行っていた一連の取り組みに対して、当時は「なんか違うよなぁ…。なんか変だよなぁ…」とスッキリしない思いを抱いていたのに、「でも就職するとはこういうものなのかもしれない」という言葉で片付けてしまったり、そして何よりも内定をもらった途端にそんなことについて深く考えるのを止めてしまったため、自分の中で答を出さないまま「なんか違うよなぁ」感をず〜っと引きずってきたせいかもしれません。
 それに対する答のヒントのようなものが見つかることを期待して、「ほぼ日」のこの新連載を読んでいこうと思います (^^)