元ブータン公務員の御手洗瑞子（みたらいたまこ）さんの昨日のツイートに次のようなものがありました。
日本ってすごいよなぁと思う瞬間。⇒ ワンコインのランチ弁当が美味しい（この値段でこのクオリティって！）。タクシーのおじちゃんがお釣りの計算を暗算できる（4ケタの引き算をみんなふつうに暗算できるって！）。日本にいると当たり前になっちゃうけど、世界になかなかないものだと思う。
あと宅急便が翌日に届くのも、ケータイのショップの人がややこしい契約についてちゃんと解説できるのも、ケータイ落としてもだいたい戻ってくるのも、ほんとに、すごいなぁと思う。
食べ物もおいしくてサービスもよくて、住むには本当に快適だけど、それだけ高いサービス水準を保たないといけないから、働くのは大変だなぁと思う。私が外国人だったら「日本で働くのはいやだけど、老後は日本に住みたいなぁ」とか思いそう。笑 英語が通じないのは大変だけど…。
これらには全く同感です。サービスを受ける側にとってはこれほど快適な国は他には無いように思いますが、サービスを提供する側は大変だと思います。例えば今の季節で言えば、元日からデパートが営業すれば、そりゃあ喜ぶお客さんも中にはいるのでしょうけど、デパートの従業員はタイヘン。あるいは、季節とは関係無いですが、大手スーパーのＰＢ商品などに「お客様のためにここまで安くしました」みたいな物がありますが、これだって消費者にとってはありがたいのですが、メーカーはたぶん泣いているんだろうなと思われることがあります。
アメリカなんかですともう少しサービスの提供者と客が対等の立場にあるように思いますが、「お客様は神様です」の日本ではサービスを提供する側に過剰なシワ寄せがきている状態です。それでもじっと我慢して働く日本の労働者はほんとにスゴイんだなとあらためて感じました。
