投票前

 統一地方選挙の前半戦、岐阜では県議会議員選挙が行われます。定員9名のところに12名が立候補しております。選挙運動は行われていたのでしょうけれど、平日は朝早くに名古屋の会社へ行って夜遅くに岐阜に帰ってくるという生活をしている私は、立候補者の街頭演説等はほとんど見かけることはありませんでした。投票前日の地元新聞に立候補者一覧が掲載されたのでざっと目を通しましたが限られた情報しか得られません。こういった状況の中で誰に投票するかを判断してしまってよいものか疑問に感じつつも、現在の職業や年齢、学歴を参考に取り敢えず決めました。
 ところで、県会議員の報酬は一体いくらぐらいなんだろうと思ってググってみましたら、都道府県議員の報酬ランキング(2012年4月取材)がありまして、このデータを信頼していいのかどうかは不明ですが、これによりますと岐阜県議会議員は月給80万円ほどらしいです(ちなみにランキング1位は東京都で103万円/月)。年収にするとざっと1,000万円ほどになり、サラリーマンの平均年収の約2倍、医師や弁護士に近いレベルですが、果たしてそれにふさわしい人材がそれにふさわしい業務を行っているのか、行っているのかもしれないけど何も見えてこないので、毎日せっせと働いて得たわずかな収入の中から税金を納めている者としては釈然としないものを感じます。