細雪

 会社帰りの電車の中でツイッターを見ていたら、内田樹先生と西靖さん(毎日放送のアナウンサー)が谷崎潤一郎の『細雪』をあらためて読んでみたらスゴく面白いというようなことを呟いていました。そんなに面白いんだったら読んでみようかなと思い、岐阜へ着いたその足で近くの大型書店へ行きましたところ、『細雪』(新潮文庫)の上・中・下のうち、中と下は棚に並んでおりましたが、上だけが無い! いっそ全部無い方が「ああ、無いんだな、それじゃあ仕方がないよな」と諦めがつきます。しかし、上巻だけ無いのは、上巻を買っていった人に嘲笑われているようで何だかとっても悔しい。


 電子書籍でも入手可能なので、そちらであれば紙の本のように「売り切れ」とか「在庫無し」なんてことは無いのですが、どうも電子書籍というのが苦手でして・・・(バッテリーの消耗が気になって読書に集中できないのです ^^;) ちなみに内田樹先生は、『細雪』の文庫本は分厚いので読んでいるうちに糊が剥がれてバラバラになってしまったので、電子書籍Kindle)で読んでいるそうです。明日、別の書店へ行ってみて、そこにも無かったら電子書籍版を購入しようかな。

 ついでに、『細雪』などの谷崎潤一郎の作品に登場する着物の展示が東京で催されているみたいです。その期間に東京へいくようなことがあれば覗いてみようかな。