10月とはいえまだまだ暑い・・・

 10月に入りましたが、妙に蒸し暑くてまだ夏が終わっていないかのようです。「日本は四季がはっきりしていて・・・」などとよく言われますが、熱帯のような暑さが長く続いたかと思ったら急に冬になり、秋が短かったりほとんど無かったりするのがここ数年のパターンのようです。

 さて、10月といえばノーベル賞の発表が始まります。自然科学系の3分野でまたまた日本人の受賞者が誕生するのか気になるところではありますが、個人的には村上春樹文学賞を取るかどうかが最大の関心事であります。ここ数年、村上春樹が最有力候補と言われつつ毎年受賞を逃していますが、今年も一番人気のようです。しかしながら、今年もたぶんダメっぽい。そもそも、もしかしたら実際にはノーベル財団による選考の候補にもなっていないのではないかという疑念を抱き始めました。というのは、ノーベル賞を受賞しているのは、純文学であり尚且つ社会的な問題をテーマとして扱う作家なのに対し、村上春樹の作品はそれらと比べると娯楽性が高いように認識されていると思うからです。従って、昨年までのように過剰な期待はしません。でも、「もしや・・・」という気持ちが無いわけではありません。文学賞の発表は10月13日(木)ですので、万が一受賞したら号外が配られるはずですので、それをゲットできるタイミングで名古屋駅前へ行こうと計画しています。