高齢者ドライバー

 高齢者ドライバーによる自動車事故がこれだけ多発しているのだから、関連する法律を早急に改正すべきだと思います。コンビニの店内に突っ込んだり、高速道路を逆走したり、枚挙にいとまがありません。運転者自身が怪我しようとどうなろうと、それは自業自得ですが、今回のように3歳の子供が巻き込まれるというのは、見ず知らずの人ではあるけれど胸が張り裂けそうです。今回の事故を起こした高齢者は「アクセルが戻らなくなった」と言っているらしいけれど、アクセルが戻らないんじゃなくて、もともと足が悪かったので、足が動かなくてアクセルペダルを踏み込んだままの状態になっていた可能性が高いらしい。そんな体で車を運転するなよな。ことほど左様に、高齢者というのは「危機意識」が著しく低くなる傾向が見受けられます。重大な事態にあるのに、ヘラヘラしているというか。自分が運転している車が1〜2トンの重さがあって、一歩間違えば「凶器」になり兼ねないという自覚が欠如しています。普通に走行するだけであれば高齢者でも簡単に運転出来ますが、いざ何か異変やトラブルが発生した時に、とっさに対応する反射神経や思考回路も衰えていて、危険を回避することが出来ずに、ただうろたえているだけ。そんな人にはもはや車を運転する資格はありません。高齢者は一切運転禁止にして欲しいところですが、せめて自動ブレーキが付いている車しか運転出来ないように法律を改正して欲しい。

 暫く前に起こった千葉での児童虐待事件を受けて、法改正が急速に行われましたので、法律を変えること自体はすぐに出来るのでしょうけど、自動車に関することとなると、業界からの圧力も大きいでしょうからなかなか進まないんだろうなぁ。法律を厳しくしたら車の売り上げにも影響するだろうから。