睡眠

 今週はずっと体調が良くなくて、何が原因なのかを考えてみたところ、どうやら睡眠が不足しているようだとの結論に行きつきました。睡眠なんて常に不足している状態だったので、それが当たり前のようになっていたのですが、遂に本格的に身体の不調が起こるレベルに達してしまっていたようです。不足しているのであれば眠るしかないと思い、この週末はとことん眠ってやろうと決意しました。まずは取り敢えず朝寝坊するつもりが、アラームをセットしたわけでもないのに、普段平日に起床している時刻になると自然に目が覚めてしまいました。いきなり出鼻をくじかれた感じで悔しく思ったのですが、仕方なく起き上がって朝食をとったり、本を読んだりしていると、お昼前になって眠たくなったので寝ることにしました。若い頃は眠たい時にはいくらでも眠ることができたのに、加齢とともに眠たいのに眠れなくなっていき、どうせ今回もせいぜい3時間ほどで一旦目が覚めてしまうのだろうと思っていたら、予想に反して6時間もぐっすりと眠ることができました。そして夜も早めに就寝。計算してみると1日で12時間ほど眠ったようでした。しかし長年の睡眠不足は1日で解消されるはずもなく、前日よりは幾分頭がスッキリした程度です。ちなみにテニスプレーヤーのロジャー・フェデラー選手は毎日12時間の睡眠を取るようにしていると先日読んだ『アスリートは歳を取るほど強くなる』という本に書いてありました。試合や練習、世界を転戦するための移動などに時間をさかれる中で12時間を確保するのは簡単なことではないと想像しますが、眠ることが最強の疲労回復法であり体調を維持するためのベストな方法であると考えているのだそうで、それが40歳を過ぎた現在でも現役を続けていられる秘訣のひとつであろうことは間違いないでしょう。私も、さすがに毎日12時間の睡眠時間を確保することは不可能ですが、平日の睡眠不足は最小限になるようにして、休日にはたっぷりと眠るよう心がけたいです。