ジュンク堂と三省堂

 仕事帰りに書店に立ち寄りました。名古屋駅に近い大型書店はジュンク堂三省堂のふたつがあるのですが、ジュンク堂は道路に面した地上1階にあるのに対して、三省堂はビルの8階にあります。三省堂に行くとなると当然エレベーターを使わねばならず、エレベーターというのはサッと乗れたためしが無くて、ほぼ毎回イライラしながら待たねばならないので、どうしても行くのが億劫に感じられて足が遠のき、必然的にジュンク堂に行く頻度が増していくのでした。そのジュンク堂は、三省堂に比べると売場面積が小さい、即ち置いてある本の数が少ないのですが、厳選された本が並んでいるので客の満足度は高く、私もその点は大いに気に入っていました。ところが暫く前にジュンク堂で棚の配置換えみたいなことが行われ、その結果、私が愛してやまないアクション小説の文庫本のスペースが大幅に縮小されてしまいました。それだけでなく、新刊を並べる頻度も落ちて、いつ行っても同じ本が置いてあるだけです。過去の売上に応じて置く本の配分を変えるは商売である以上は仕方がないのは理解できるものの、個人的には残念でなりません。