気持ちの良い朝

 ここのところ台風のせいで走れない日が続いており、久しぶりに休日の朝に走ることができました。気温は25℃を超えていましたが空気は程よく乾いており、とても気持ちの良い朝でした。こんな日はどこまでも走っていきたくなるのですが、ほどほどのところでウォーキングに切り替えました。暫く歩いていくと小学校が見えてきました。賑やかな音が聞こえてきたので何だろうと思ってよく見ると、運動会が行われていました。こんな晴れ渡った日に運動会ができて、小学生達もさぞかし気持ちが良いことだろうなと思いつつよくよく見渡してみると、校庭にいる人の数が妙に少ない。私が小学生だった頃は、走ったり演技をしたりするスペースの周りは子供達の家族からなる観客でいっぱいだったのですが、この運動会の観客は数えるほどしかおらず何だか寂しそう。コロナだから父兄の入場が制限されているのかもしれませんし、そもそも学童の数が少ないからなのでしょう。スマホでこの小学校の生徒数を調べてみたら、1年生から6年生まで全部合わせて200人ほど、1学年で1クラスしかありませんでした。私は普段は小学生の子供達と触れ合う機会が無いので「少子化」という言葉を聞いてもピンとこなかったのですが、今日、この光景を目にして若い世代の人口が減ってきているという事実を実感すると同時に、このままいくとこの国はどうなってしまうのだろうかと心配になりました。