北海道神宮

北海道への旅の最終日の午前中に、どこか遠くへ行くには足りないけれど、ただのんびりしているのは勿体無いくらいの実に中途半端な時間が生じました。この時間をどう過ごそうかとスマホを触りながら考えていると、札幌市内に北海道神宮という大きな神社があることが分かったので行ってみることにしました。ホテルをチェックアウトして、スーツケースを預けて、駅前からタクシーで北海道神宮へ向かいました。道すがら、運転手さんがバックミラー越しに私を見ながら「受験生ですか?」と尋ねてきました。合格祈願に神社へ行くとでも思ったのでしょうか。10代に見えるわけがないので、何年も浪人しているように見えたのか?

そうこうしているうちに北海道神宮に到着。この鳥居は第二鳥居とのこと。第一の鳥居がどこにあるのかは不明ですが、この鳥居がメインの鳥居のようです。

正殿へ続く道は全面的に踏み固められた分厚い雪に覆われていました。

立派なしめ縄

大きな神社ですが、正殿はコンパクトで威圧感が無く、親しみやすい雰囲気。

少し離れたところには開拓神社というお社がありました。北海道の開拓に従事した人達をお祀りしてあるようです。

神社の広大な敷地内で除雪車が作業しておりました。

あのマイセルバターサンドなどの美味しいお菓子で有名な六花亭の茶屋が存在するとは、しかも神社の敷地内にあるとは驚きました。ここでしか食べることができないお菓子もあるらしいのですが、店内は客でいっぱいで時間がかかりそうでしたので購入は諦めました。

この北海道神宮は、春にはきっと桜が咲き、夏には緑が生い茂り、秋には紅葉が綺麗なんだろうな。そういった時期にも訪れてみたい神社です。