真夜中に

 土曜日はイレギュラーなタイミングで少し長めのお昼寝タイムを取ったせいなのか、夜になって一旦は寝たものの、中途半端な時刻にうっすらと目が覚めてきました。すると家の外から何やら物音が聞こえてくることに気が付きました。ギシ、ギシという音。時計を見ると夜中の2時半を回っていました。最初は猫かなと思ったのですが、もっと重量があるものがゆっくりと屋根の上あたりを歩いているような音でした。それ自体は日中であれば他の音にかき消されてしまう程度の音量なのかもしれませんが、深夜の静寂の中ではやけに大きな音に聞こえました。強盗かもしれない、突然窓をガラッと開けて威嚇するか、110番通報しようかと思っているうちにやがて音はしなくなりました。取り敢えずほっと胸を撫で下ろしたのですが、安心はできません。やっぱり猫だったのかもしれませんが、最悪の場合に備えて対策を取る必要を感じました。私の家のすぐ隣には以前住んでいた家が空き家となってそのまま残っており、その古い家は現在住んでいる家にかなり接近しているので、まず古い方の家の庇とか屋根によじ登り、そこから新しい家の2階のベランダへ移動した可能性もあります。幸い2階のベランダに面した部屋のガラス戸は施錠した上に雨戸が閉めてあったので何事も起こりませんでしたが、これがたまたま開いていたらと思うとゾッとします。戸締りを厳重にするのは勿論ですが、各種防犯グッズを取り揃えようかとも考えました。あるいはALSOKやセコムのホームセキュリティの導入も検討した方がいいのかなと思ってネットで料金を調べてみたら結構高いけれど、決して払えないわけではない微妙な金額なので迷います。