胃カメラ

 人間ドックにおける最大の苦手検査は言うまでもなく胃カメラです。今回も従来と同様に一番最初に個室で看護師さんと検査項目や、当日の体調や服薬情報などについて話す時間が設けられていました。そこで私は胃カメラ検査のことを考えると憂鬱で仕方がないことを打ち明けると、親身になって聞いてくれて、毎年ではなくバリウムを飲む検査と胃カメラを交互に、つまり胃カメラは1年おきにできないかどうか、担当の医師に伝えておきますと言ってくれました。その後、身長・体重測定、血圧、視力、採血、聴力、心電図、肺活量、眼底検査、レントゲン(肺)、肝臓と頸動脈のエコー、脳ドック(頭部MRI)を済ませ、最後に胃カメラ検査がやってきました。そこで私に検査前の処置(鼻の中にゼリー状の麻酔薬を入れたり、カメラの管と同じ直径のチューブを差し込んだり)をしてくれたのは、一番最初に個室で話した看護師さんでした。鼻の中への麻酔薬の入れ方とかが従来の看護師さんとは微妙に違っていて、より負担が少ないやり方でやってくれて、そのお蔭もあってか今回はかつて無いほど苦痛が少なかったです。そして検査後に担当の医師から、胃カメラは1年おきでもよいと告げられました。今回はあの看護師さんのおかげで随分と助かりました。お名前も存じ上げないのですが、感謝状を書きたいくらいです。