会社からの帰り、電車が事故で止まっていました。幸い私が帰る方向とは逆方面でしたが、ダイヤが大幅に乱れていました。それらについて駅員に問い合わせたり、掲示板を見るために立ち止まっっている人が多くて改札口の前にはたくさんの人が集まっているし、4月1日とあって改札口のすぐ近くにある通勤・通学定期の窓口にはこれまたたくさんの人が並んでいるし、更にはすぐ近くにある赤福の売店が毎月1日だけに販売する『朔日餅』を買い求める人たちが改札口の前に長い列を作っているもんだから、いろんなことが重なってカオス状態になっていました。新年度早々いきなりこれでは、この先も思いやられます。
スーパーの果物売場には、冬の間は国産の温州みかんがたくさん並んでいましたが、徐々に他の品種に入れ替わっていって、もっと暖かい季節になると完全になくなって他の果物にとって代わられるのですが、今はまだ国産の柑橘類がギリギリ残っています。そんな中に熊本産の『しらぬい』がありました。小さくて、表面の皮はシワが寄ったりしていて、最盛期であれば規格外となっていてもおかしくない外観でした。しかし、『しらぬい』はあの『デコポン』と同じ品種。美味しくないわけがないと思って買って食べてみたら安定の美味しさでした。私はみかんの中では『しらぬい（デコポン）』が一番好きかもしれません。みかんとは関係ありませんが、「しらぬい」というと、野球少年だった私としてはどうしても水島新司先生の『ドカベン』に出てきた白新高校のエースの不知火守（しらぬい まもる）を思い出してしまうのでした。
