ほほえみ

 午前中は、仕事をお休みさせてもらって病院へ行ってきました。待合室にはこの病院の院長が撮影したと思われる風景写真がたくさん飾ってありました。山がお好きなのか、駒ケ根方面の山岳や高山植物の写真がありました。そんな写真の隣に、ちょっと長い詩が飾ってあって、印象に残ったので、それをそのままこのブログに載せちゃいます。ストレートな表現で、ベタではあるけれど、こういうのも好きです。私も、常に温かい微笑みを人に与えることができるようになりたい、と素直に思いました。


 「ほほえみ」  by ロバート・バー


   ほほえみ
   それは一文も元手はかからない。
   しかし、おどろくべきものを人に与える。


   ほほえみ
   それは人に与えても一向に減りはしない。
   しかし、もらった人を限りなく豊かにする。


   ほほえみ
   それは人生のあらゆる問題に対して
   神の与え給うた妙薬である。
   しかし、このほほえみは
   金で買うことも、人から借りることも、
   盗みとることも出来ない。


   ほほえみ
   それを生み出すのに
   一瞬の時間もかからない。
   しかし、それを受けた人の記億の中には
   永遠に残ることさえある。


   ほほえみ
   これがなくても生きてゆけるほど強い人は
   この世にいない。
   これがなくてもいいほど豊かな人もいない。



   ほほえみ
   それは家庭の中に幸福を作り出し、
   職場に善意をつちかい、
   友情をやしなう。


   ほほえみ
   それは疲れ切った魂に安息を与え、
   悲しい心に光をもたらす。
   それはあなたの 心の奥底から湧き出して
   惜しげもなく与えられた時だけ
   値打ちが出てくるものである。


   ある人々は、
   あなたにほほえみを与えることができないほど疲れている。
   だから その人に
   ほほえみをあげることの出来るのはあなたです。