今回の雪

 通常、日本各地が大雪に見舞われる場合、私が住んでいる岐阜は大抵はたくさん降ることが多いのですが、今回は珍しくあまり降りませんでした。土曜日の朝方こそまさに「雪やこんこん」といった感じで降ってはいたものの、お昼前には雨に変わり、地面をうっすらと覆っていた雪をどんどん溶かしていってしまいました。
 しかし御存知のように東京をはじめ各地で記録的な大雪となり、被害にあわれた方は誠にお気の毒でした。こういった大雪によって各方面へ被害が出るというニュースを見ていつも思うのは、いろんな人に対して「大変だなあ」という気持ちが湧き上がるのですが、特に受験生に対して強くそう思います。冬場というのは天候によって交通機関がストップしたり道路が渋滞したりというトラブルがある上、風邪などで体調を崩し易いというリスクもあるので、入学試験を実施する時期としては一年のうちで最も適していないと言えましょう。これが欧米のように秋入学だったらそういうことが一切無くなるので、少なくとも受験生にとってはありがたいのでしょうが、言うのは簡単ですが実際に制度を変えるとなるとまたいろんな所に歪みが生じるでようから実際に行うのは大変なんでしょうなあ。