定期検診

 名古屋のクリニックで人間ドックを受診してきました。これまでですと、平日に休みを取って受診していたのですが、どういうわけか今年は平日が混み合っており、仕方がなく土曜日にしました。
 検査項目は例年通りで、当日に結果が出たものに関しては特に問題はありませんでした。どの検査も女性の看護師(?)が担当していて、流れ作業的に淡々と進んで行きます。しかし、肺活量・肺の弾力性の検査は他の検査の担当者とは様子が違っておりまして、「さぁ、二人で力を合わせ頑張りましょう!」みたいなテンションが高い人でした(毎年こんな感じの人です)。口に管をくわえて息を吐き切るところなどは、両手を握りしめ体を若干よじりながら「まだ出来ますよ、最後まで頑張って、あともう少し!」などと声援を送ってくれるので、そこまでやられるとこちらとしても頑張らないわけにはいかず、肺の中にある空気を最後の最後まで残らず絞りきりました。この熱い声援のお陰か、あるいは普段からマラソンで鍛えているせいか、肺活量は基準値を大きく上回る値でした。
 問題は鼻から胃カメラ入れる検査で、これだけは毎年「あぁ、嫌だなあぁ・・・」と思います。これまでは、ただ「痛いからイヤだ」という大雑把な嫌悪をしか感じていなかったのですが、今年は少し冷静になってどこがどう痛いのか観察してみることにしました。その結果、私の場合、一番ツライのは鼻の粘膜が刺激されることだということがわかりました。胃カメラが鼻を通過してしまえば、喉とか胃や腸(十二指腸)の中を進んでいく際には痛くもなんともありません。鼻の粘膜に関しては最初に出血予防の薬を入れたり、麻酔薬(ゼリー状)を入れるところが一番ツライということがわかりました。このツラさを何とか克服する手段はないものか、来年までに考えておきたいです。