センバツ高校野球はベスト8が出揃い、いよいよ準々決勝。私の地元の県立岐阜商業が勝ち残っているので例年以上に注目しております。つい先日までは全く知らなかったのですが、県立岐阜商業のピッチャーの高橋君（3年生）は今大会屈指の好投手で、今年のドラフトの目玉とのこと。ネットでざっと調べてみたところ出身中学は私と同じみたいなので、殊更親近感が湧いてきたりもします。
高校野球というと、各地から有望な選手を引き抜いて「越境入学」させてチームを強化するという手法が取られることが珍しくありません。そうしないと甲子園で上位の結果を残すことは難しいという一面は確かにありますが、これに関しては賛成しかねる気持ちをずっと抱いておりました。
しかし、そういうチーム作りの代表のひとつであったPL学園が徐々に甲子園出場回数が減っていって遂には野球部の新入部員の受け入れを廃止するに至り、その一方では今回の県立岐阜商業のように地元生まれで地元育ちの選手で構成されているチームが活躍しているのは、時代の流れを象徴している出来事のように思えてなりません。
何はともあれ、県立岐阜商業には次の試合（浦和学院、強そうだけど ^^;）も頑張って突破して欲しいです。
