「おてらおやつクラブ」という活動があることをつい最近ツイッターを通して知りました。これは、お寺にお供えされるお菓子や果物などの「おそなえもの」を、仏さまからの「おさがり」として頂戴し、様々な事情により経済的に困難な状況にあるひとり親家庭へ「おすそわけ」する活動なのだそうです。全国には140万世帯を超えるひとり親家庭があり、そのうちの約6割が経済的に困難な状態にあり、そのような家庭では「おやつ」としてお菓子や果物を口にする機会は少ないと考えられています。その一方で、お寺では信徒さん等からたくさんのお菓子や果物が供されますが、たくさんありすぎて結局は処分してしまうこともあるのだそうです。このアンバランスを解消する目的で、お寺とひとり親家庭を繋ぐ「おてらおやつクラブ」が立ち上げられました。
お菓子メーカーに勤める私としてはこの「おてらおやつクラブ」はとても興味ある活動で、会社としてではなく個人としてお菓子を寄付したりできないだろうかと考えましたが、やはりお寺関係の人でないといけないような雰囲気です。何とかならないか、この活動についてはもう少し調べてみるつもりです。
（画像は『彼岸寺』のサイトから拝借しました。）
