暫く前から夕食では米を食べないようにするという、ある種の糖質制限を継続中です。最近の体重の推移を見ると緩やかではありますが「右肩下がり」のグラフを描いておりますので、一定の効果はあるように思えます。しかしながら、夜だけのつもりが、色々と事情があって朝も昼もお米を口にする機会がほとんどない食生活が続くと「お米の国・日本」に生まれ育った者としては、身体がお米を欲する声に抗うことが難しくなってきました。例えば、ボディビルダー等のハードな筋トレを行って厳しい食事制限をしている人達でさえ、「チート・デイ」という「好きなものを好きなだけ食べてよい日」を何日かおきに設けていて、それによって胃袋が小さくなるのを防止したり、精神的なストレスをリリースしており、そうしないとトレーニングを継続するのが難しいのだそうです。つきましては、私も週に1回だけは夕食にお米を食べていいことにしよう、と決めました。こういう妥協案をしたが最後、ずるずると安易な方へ流されていきそうな気がしないでもありません。先代の桂文治師匠が「親子酒」という噺の枕で、半年間禁酒をしようと決心した男が途中から「禁酒期間を1年間に延ばすから、その代わりに夜だけは酒を飲んでも良いことにする」というふうにルールを変更してぐだぐだになっていく、というエピソードを語っておりましたが、私も似たようなものなのかもしれません。でもまぁ、たまには良かろうと判断し、時々行く南インド料理のお店でカレーを頂いてきました。