京都のカフェ

 京都を移動中に時間に少し余裕があったのでカフェに入ることにしました。すぐ近くには地元のカフェとコメダ珈琲がありました。コメダ小倉トーストを食べるというのも「あんこ大好き」な私としては捨てがたい選択肢でしたが、コメダなんて岐阜や名古屋でいくらでも行けるのだから、ここは地元のカフェに入ることにしました。4、5人も入ればいっぱいになってしまうような小さなお店の店員は、金髪をポニーテールにして黒縁のメガネをかけた白人女性でした。何人だろうか?日本語を話すのかな?と思っていると、向こうから日本語で、いらっしゃいませ、と挨拶してくれました。そこからは普通に深煎りのコーヒーとクッキーを注文。椅子に腰を下ろしてコーヒーを味わって暫くすると、外国人観光客のカップルが入ってきました。さすが京都、外国人に人気の日本の観光地第1位であるだけのことはあります。そのカップルはカプチーノとサンドイッチを注文すると、金髪ポニーテールの店員に英語で話しかけ、そこから暫く英語でのやりとりが始まりました。それによると、そのカップルはブラジルからアジアに旅行に来ていて、この後、インドネシア方面へ行く予定だと言ってました。そして店員の方は、オーストラリア出身で日本人男性と結婚して京都へやってきたのが1年弱前だと言いました。そして日本の印象や京都の印象などを語りあっていました。外国人が日本をどう感じているのかについてはとても関心があったので、私はそのままずっと耳をすませて聞き入っていました。彼らはまさか私が英語を全て理解しているとは思っていないかもしれないけど、全部聞き取れました。