ボーダーコリー

 仕事を終えて会社から駅へ向かう道で、犬を連れた男性とすれ違うことがあります。夕方のその時間帯にお散歩をするのがその飼い主さん達の日課なのでしょう。犬はボーダーコリー。私はボーダーコリーが好きなので、すれ違うことができた日は嬉しさがじんわりと胸に広がるのでした。昔からボーダーコリーが好きだったというわけではなく、何年か前からインスタでボーダーコリーを飼っている人のアカウントをフォローし始めて度々その姿を目にするうちに段々と好きになりました。そのアカウントの飼い主さんによると、時々「撫でてもいい?」と見ず知らずの人に言われ、そのボーダーコリーは撫でられるのが大好きな性分なので撫でさせている、というようなことを書いていました。その飼い主さんは大阪在住で、大阪のフレンドリーな雰囲気の中でならば気軽に「撫でていいですか?」と話しかけることができるのかもしれませんが、名古屋ではちょっと無理かもしれません。仮に撫でさせてもらったとして、その後ずっと、その飼い主さんと道で顔を合わす度に挨拶せねばならない関係になるというのは、それはそれで面倒だし。住んでいる住宅の構造上、私自身が犬を飼うことは難しいのだけれど、参考までにボーダーコリーはいくらぐらいするのか調べてみると、お店にもよりますが30〜40万円ぐらいが子犬の相場のようでした。他の犬種よりも高いみたい。それに実際にボーダーコリーの成犬を見てみると思っていた以上に毛が長くて、冬ならともかく、日本の夏には不向きなのは明らか。こういう犬種は夏でも比較的涼しい土地で飼ってあげないと気の毒。