最近読んだアクション系

 最近は一頃のようにアクション小説を読まなくなりました。興味がなくなったわけではないのですが、わざわざ時間をかけて読むほどの作品が少ないせいかもしれません。以前は一番好きだったグレイマンシリーズの作者による新しいシリーズが先日発売になりましたが、一応書店で手に取って所々を読んでみたものの、さほど面白そうではなかったのでそのまま棚に戻しました。

 一方、アクション系の漫画はいくつか試しに読んでみました。いずれもツイッターの広告で目にとまったもので、かつてそのようにして『ザ・ファブル』や『アンダーニンジャ』と出会ったので、意外と軽視できないのでした。2つほど読んでみて、それらは期待はずれだったのですが、3つ目に読んだ『平和の国の島崎へ』は取り敢えず第2巻も読んでみようかと思いました。子供の頃に両親とともに海外旅行中に飛行機が不時着した異国で囚われの身となった少年が、その地域のテロ組織に戦闘員として育て上げられ、やがてその組織から逃げ出して日本に戻ってきて潜伏し、カフェの店員のアルバイトなどをしながら一般庶民として生活するのですが・・・、みたいなお話。「一般庶民のように見えて、実は凄腕の殺し屋だった」というのはハリウッド映画ではありふれたパターンですが、日本の漫画でも時々あるようです。この作品は私の中では、現時点では「第一次審査通過」ぐらいの位置付けで、この先の展開を楽しみにしたいです。