社報

 うちの会社では社報が年に数回発行されるのですが、そのうちの「新年号」が全社員に配布されました。巻頭には社長の新年の挨拶が載っていて、その次あたりに新年に年男または年女となる社員の抱負が数ページにわたって載っています。それぞれの抱負が原稿用紙1枚程度の長さで、2回目の年女、つまり24歳になる女子社員もいれば、還暦を迎える男性社員もいます。社報の編集チームはそれらの文章に加えて、掲載用の写真(顔が写っているもの)の提出を求めてきて、これに抵抗する社員も毎年いるようで、特に女性、しかも3回目や4回目の年女となる社員はあまり写真を載せて欲しくないようです。それでも毎年しぶしぶ提出していたようですが、来年3回目の年女となるMさんの写真は、プリクラで撮った写真で、目をパッチリ大きくして、お肌も明るい色合いに加工してあって、一目見て明らかに加工してあると分かる写真を出してきて、「ああ、この手があったか!」と、その発想に驚きましたし、笑ってしまいました。