母の誕生日を祝って、父、母、姉、私の4人でお食事会を開きました。場所は、名古屋駅の近くの高層ビルの中にある日本料理のお店。ちょっと高めのお店なのですが、ひとつの節目となる年齢の誕生日でありましたし、だいぶん体力は衰えてきたとはいえ、それなりに元気でいてくれることへの感謝の気持ちも込めて、奮発してこのお店に決めました。
食前酒から始まり、まず出てきたのが、蛸とジュンサイを酢で和えたもの。
次が胡麻豆腐と鱧のお吸い物。金箔入り。
湯引きした鱧と金目鯛の刺身。金目鯛の刺身なんて初めて食べました。
お赤飯。ひとくちで食べられるくらいの少量。
ずいきとウニの和え物、味付けした鱧とニンジンの和え物。
季節柄か、鱧がよく登場します。
地元の木曽川で獲れた鮎。とても良い香りで、若鮎なので身も骨も柔らかく、頭から丸かじりしてしまいました。
賀茂茄子の御飯、漬け物、赤だしの味噌汁。茄子を御飯に入れるなんて、初めて見ました。茄子には生姜の風味がじんわりと染み込んでいました。
デザートは、桃のシャーベット、スイカのジュレ、宮崎マンゴー。
今回はお誕生日のおめでたい席ということで、器もおめでたい感じのするものがいくつか使ってありました。
料理は、それぞれの分量は多くはないのですが、お酒を頂きながら少しずつ食べていくと、品数が多いので結構お腹がいっぱいになりました。お味の方は、さすが高級店だけあって、細部に至るまで妥協していない職人のこだわりが感じられ、これぞ日本料理なのだな、と大変満足のいくものでした。また何かの機会に訪れてみたいです。
