『小さな習慣』

 暫く前に『小さな習慣』という本を読みました。何かを初めても三日坊主で終わってしまってなかなか続けられない、ということは誰にでもよくあることだと思います。この本の著者のスティーブン・ガイズ氏もそうだったのですが、ある日ふと、目標をすごく小さくすると良いのではないか、ということに気が付きました。彼の場合は、筋トレをしてカラダを鍛えるのが最終目標だったのですが、取り敢えず「腕立て伏せを1日1回」という毎日のノルマを設定し、それをきっかけとして見事に筋トレを習慣化することが出来ました。ポイントは「失敗しようが無いくらい、ノルマを小さくする」こと。長く続けられない主な原因は、負荷が大き過ぎて億劫になってしまうことです。そうならないように、気軽にパッと行動に移せる程度の目標にしておき、「もっとやりたいな」と思えば日によっては量を増やしていきます。何かを始める場合、最初のうちはモチベーションが高いのですが、すぐにやる気が無くなってしまいますが、この「小さな目標」を行うのに、そもそもモチベーションなど要りませんから、最初は小さくてもそれが習慣化され、段々と大きくなっていくものです。私も、習慣化したいことは幾つもありますので、この方法を参考にしようと考えています。

小さな習慣

小さな習慣